1. Notion MCPサーバーの概要とデモンストレーション [0]

thumbnail Notion MCPサーバーは、AIがNotionのデータベースを自動で作成・更新・参照できるようにする技術であり、非エンジニアでも利用可能な新しい情報管理の形を提供する。

1.1. Notion MCPサーバーでできること(デモンストレーション) [7]

  1. AIによるデータベースの自動作成 [9]
    1. 「技力6のデータベースを作りたい」「必要なプロパティを5個列挙してデータベースを作成してください」とClaudeに指示を出す。[9]
    2. Claudeが指示を理解し、MCPページ内に「技力6データベース」を自動で作成する。[13]
    3. 作成されたデータベースには、「開催日」「担当者」「参加者」などのプロパティが自動で設定される。[16]
  2. AIによるデータベースの更新と参照 [18]
    1. 「参加者につら屋さんを入れて、開催日を今日にしておきましょう」と指示を出す。[18]
    2. 「NotionのMCPというページの、議事録データベースから2月11日のデータを取り出して、参加者を教えてください」と指示を出す。[19]
    3. Claudeがデータベースを検索し、「2025年4月11日の会議の参加者は、つ屋さんと1名となっています」と回答する。[21]
    4. 実際にNotionを確認すると、参加者欄に「つや」と正しく入力されている。[24]
  3. MCPサーバーの主な機能 [25]
    1. チャットインターフェースからNotion上の情報を更新、作成、取り出すことが可能になる。[25]

2. MCP(モデルコンテキストプロトコル)の解説 [26]

thumbnail MCP(モデルコンテキストプロトコル)は、AIモデルが異なるデータソースやツールに接続するための標準的な方法を提供するプロトコルである。

2.1. MCPの誕生背景と目的 [27]

  1. MCPの概要 [27]
    1. MCPは「モデルコンテキストプロトコル」の略称である。[27]
  2. 従来の課題 [31]
    1. 従来、様々なデータソースにアクセスする際の「仕様」がデータソースごとに異なっていた。[31]
    2. そのため、AIがデータソースにアクセスするたびに、都度実装方法を変更する必要があった。[32]
  3. MCPの提唱と標準化 [33]
    1. 2023年11月に、Claudeを開発するAnthropic社がMCPを提唱した。[33]
    2. MCPは、AIモデルが異なるデータソースやツールに接続するための標準的な方法を提供する。[33]
    3. 例え話として、USBポートのように、一つの規格で様々なデバイスと接続できる利便性が挙げられる。[34]
    4. これにより、ソフトウェアの世界でも、統一された規格で通信することで、様々なものと容易に接続できるようになる。[36]

2.2. MCPの現状と将来性 [37]

  1. 現在の利用状況 [37]
    1. 2025年4月時点では、MCPを利用できるツールは、エンジニア向けのツールやClaudeデスクトップなどに限られている。[37]
    2. しかし、ChatGPTを開発するOpenAIもMCPにアクセスできるようになることを発表しており、数ヶ月後には対応予定である。[38]
  2. MCP技術の将来性 [40]
    1. MCP技術により、AIツールと様々なサービス側が接続されることで、あらゆることが可能になると考えられる。[40]
    2. この技術への投資は将来的に有益である可能性がある。[40]
  3. Notion MCPサーバーのリリース [41]
    1. Notionもこの流れに乗り、2025年4月にMCPに乗ったサーバーをリリースした。[41]
    2. Notion MCPサーバーはオープンソース化されており、GitHubで誰でもコードを確認できる。[43]
    3. 現在も活発に開発が進められている。[44]

3. Notion MCPサーバーの初期設定方法 [45]

thumbnail Notion MCPサーバーの設定は、Notion側のインテグレーション準備と、Claude側のMCP初期セットアップの2つのステップで完了する。

3.1. ステップ1:Notionインテグレーションの準備 [48]

  1. Notion APIへのアクセス [49]
    1. Notionの公式サイトから「Notion API」にアクセスし、「ビューインテグレーションズ」を選択する。[49]
  2. 新しいインテグレーションの作成 [50]
    1. 「新しいインテグレーション」を選択し、タイトル(例:「MCPテスト」)を入力する。[50]
    2. 接続したいワークスペースを選択し、種類は「内部」のままで設定する。[52]
    3. 保存をクリックすると、「内部インテグレーションシークレット」が表示されるのでコピーする。[53]
    4. 注意点: このシークレットは外部に漏洩しないよう厳重に管理する必要がある。[55]
  3. 権限の設定 [57]
    1. デフォルトで「コンテンツを読み取る」「更新」「挿入」にチェックが入っており、データベースの作成や読み取りが可能である。[57]
    2. AIツール上からコメントをさせたい場合は、「コメント」の権限もチェックを入れる。[58]
  4. インテグレーションとページの接続 [60]
    1. AIツールから操作させたいNotionページ(例:空っぽの「MCP」ページ)を開く。[61]
    2. 右上のメニューアイコンから「接続」をクリックし、作成したインテグレーション(例:「MCPテスト」)を選択する。[61]
    3. これでNotion側の準備は完了となる。[65]

3.2. ステップ2:Claude側でのMCP初期セットアップ [66]

  1. Claudeの設定画面を開く [67]
    1. Claudeの設定画面を開き、「開発者」から「構成を編集」をクリックする。[68]
  2. config.jsonファイルの編集 [69]
    1. Macの場合はFinderが立ち上がり、config.jsonファイルが選択されるので開く。[69]
    2. デフォルトでは、MCPサーバーに空のオブジェクトが入ったJSONファイルが表示される。[72]
    3. Notion公式のGitHubリポジトリにあるREADMEから、コピーできる接続設定をエディターに貼り付ける。[75]
  3. APIキーの設定 [79]
    1. Open API MCP headsのbearerTokenの部分を、先ほどNotionで作成したインテグレーションのトークンに差し替える。[79]
    2. ファイルを保存する。[81]
  4. Claudeの再起動と確認 [82]
    1. 設定を反映させるためにClaudeを再起動する。[82]
    2. 画面にハンマーのアイコンが表示されていれば設定は成功である。[84]
    3. ハンマーアイコンをクリックし、「ソースサーバー」に「Notion API」と表示され、操作可能な内容が表示されれば設定は完了である。[85]
  5. プロンプトによるNotion操作の実行 [86]
    1. 下準備が完了したら、プロンプトを記述してNotion側の操作を実行する。[87]

4. Notion MCPサーバーの実践的な活用例と将来展望 [88]

thumbnail Notion MCPサーバーを活用することで、AIによる情報収集・整理の自動化が進み、より効率的な情報管理が可能になる。

4.1. 料金プラン比較データベースの自動作成デモ [88]

  1. デモンストレーションの実行 [89]
    1. 「Notion上のMCPというページに、Claudeの料金、比較を作って欲しい」と指示を出す。[89]
    2. AIがプランを調査し、Notionに書き込む処理が開始される。[92]
  2. 処理中のエラーと代替案の実行 [93]
    1. 途中でエラーが発生したが、AIは諦めずに代替案を考えて実行した。[93]
  3. 結果の確認 [96]
    1. 「Claude料金プラン」というデータベースがNotion上に作成される。[96]
    2. 作成には約3分かかった。[101]
    3. データベース内には料金プランの情報がまとめられているが、一部トグル表示になっていないなどの課題も見られた。[102]
    4. 注意事項や参考リソースも自動で記載されていた。[104]
    5. データベース作成時に、テキストで指示した内容の名残が残っている場合もあるが、これは時間の経過とともに改善されると予想される。[105]

4.2. 将来的な活用シナリオ [108]

  1. 夜間の自動データ整理 [108]
    1. 夜寝る前にAIエージェントを複数実行させ、Notion上にデータをまとめておく。[108]
    2. 朝起きると、データが整理された状態で利用できる、といった活用が期待できる。[109]
  2. MCP技術への期待 [111]
    1. MCP技術は非常に有用であり、興味のある人はぜひ試してみてほしい。[111]

5. Notion活用支援サービスのご案内 [112]

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  1. オンラインコミュニティ「Notion大学」の運営 [112]
    1. 個人向けにNotionを学べるオンラインコミュニティを運営している。[112]
    2. 総会員数は500名以上。[113]
    3. MCPサーバーに関するイベントもコミュニティ内で開催されている。[114]
  2. 法人向け支援サービス [115]
    1. 法人向けにNotionの構築代行やコンサルティング支援を提供している。[115]
  3. 動画のまとめ [116]
    1. 本動画では、2025年4月にリリースされたNotion MCPサーバーのデモと解説を行った。[116]
    2. 興味のある方はぜひ試してみてほしい。[118]