1. 要約の基本要素と3つのステップ [0]

thumbnail 授業内容やレポートを要約する際は、まず「主張」「理由」「説明」「具体例」の4つの要素を理解し、これらを基に3つのステップで簡潔にまとめることが重要である。

1.1. 要約を構成する4つの要素 [10]

  1. 主張:最も伝えたいことである。
  2. 理由:主張を裏付ける根拠である。
  3. 説明:主張や理由をさらに詳しく解説する部分である。
  4. 具体例:主張や理由を分かりやすくするための具体的な事例である。

1.2. 要約作成の3つのステップ [7]

  1. 主張を見つける。
  2. その他の要素をコンパクトにまとめる。
  3. 自分の言葉で書き直す。

2. 要約作成の具体的な方法 [13]

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要約は、文章の中から最も伝えたい「主張」を見つけ出し、それを支える「理由」を簡潔にまとめ、最後に自分の言葉で表現することで完成する。

2.1. ステップ1:主張を見つける [13]

  1. 最も言いたいことを探し出す [15]
    1. 授業内容が複数の項目にわたる場合でも、1項目につき1つの主張を見つける意識を持つことが大切である [17]
  2. 例文で実践する [19]
    1. 「大学の役割は即効性のあるスキルを学ぶことではなく、それは専門学校の役割である。固有の役割は長続きする学問を学ぶことにある。学問とは、物事を理論化することである。例えば、経営学ではお金を儲けるために何をすべきか、学問を得ることで物の見方の指針が持てるのである。」という文章の場合、主張は「大学の固有の役割は長続きする学問を学ぶことにある」である [20]
    2. これは大学の役割についての答えとなっている部分であり、1行で表すならこの部分が最も適切である [27]

2.2. ステップ2:その他の要素をコンパクトにする [29]

  1. 優先順位を考慮する [31]
    1. 4つの要素(主張・理由・説明・具体例)の中で、優先順位は「主張」が最も高く、次いで「理由」「説明」「具体例」となる [31]
  2. 不要な部分を削る [33]
    1. 「~ではない」といった否定表現は、可能な限り省く [33]
    2. 具体例も多くの場合、要約には不要である [34]
    3. 説明は、言い換えが可能であれば省略する [35]
  3. 理由は書くべきである [37]
    1. 例文の場合、「物の見方の指針が持てる」という部分が理由に該当する [38]
    2. 最も言いたい主張と、その理由を合わせて書くことが要約のポイントである [40]

2.3. ステップ3:自分の言葉で表現する [41]

  1. 読みやすく加工する [42]
    1. 主張と理由が見つかったら、それらをただ繋げるだけでなく、自分の言葉で表現し、読みやすく加工することが重要である [42]
  2. 例文の最終形 [44]
    1. 例文の最終的な要約は、「大学の役割は、長続きする学問を学ぶことだ。その理由は、物事を論理化することで、物の見方の指針が持てるからである。」となる [45]
    2. この方法は、長い講義や文章の要約にも応用可能である [48]