1. Blender導入後の初期設定10選 [0]

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Blenderを始めたばかりの人が、デフォルト設定のままでは非効率な点を改善し、作業効率を格段に上げるための初期設定10選を紹介する。

1.1. 基本設定の変更方法 [9]

Blenderの設定は、「編集」メニュー内の「プリファレンス」から変更する。

1.2. 日本語化の設定 [8]

  1. インターフェースの言語を日本語に変更する [11]
    • 「プリファレンス」内の「インターフェース」タブにある「トランスレーション」の「Language」を「English」から「日本語」に変更する。
  2. 各項目の日本語化設定 [14]
    • ツールチップ: マウスオーバー時に表示される解説文を日本語にする。
    • UI要素: メニューやボタンなどのUIを日本語にする。
    • アラート: 確認メッセージなどを日本語にする。
    • 新規データ: 新しく追加するオブジェクトやマテリアルの名前を日本語にする。
  3. 新規データの日本語化は非推奨 [19]
    • 新規データの日本語化は、Blender以外のソフトでデータを扱ったり、他者に渡したりする際に文字化けやエラーの原因となる可能性があるため、チェックを外しておくことが推奨される。

1.3. 入力設定の変更 [21]

  1. テンキーの代用設定 [21]
    • 「入力」設定内の「テンキー」にチェックを入れると、キーボードの数字キーをテンキーとして使用できるようになる。
    • ノートパソコンなどテンキーがない場合に便利だが、編集モードでの頂点・辺の切り替え(1, 2, 3キー)ができなくなるため、可能であればテンキー付きのキーボードの使用が推奨される。
  2. 3ボタンマウスの再現 [26]
    • マウスの中ボタンがないユーザー向けの設定。
    • Altキー(Windows)またはOptionキー(Mac)と左クリックの同時押しで、中ボタンと同様の操作が可能になる。
    • ただし、この設定を有効にすると、一部のショートカットキーが使用できなくなるため注意が必要である。

1.4. 操作性の改善 [33]

  1. 視点操作の改善 [34]
    • 選択中心の回転: オブジェクトを選択した状態で視点を回転させると、常に選択したオブジェクトを中心に回転するようになる。これにより、オブジェクトが画面内に収まるように回転するため、操作性が向上する。[34]
    • ズーム時の現象回避: ズーム操作時にカメラがオブジェクトに埋もれて見えなくなる現象を防ぐ。[40]
  2. マウス位置に合わせたズーム [45]
    • カーソルの位置に合わせてズームが行われるようになる。
    • これにより、ズームしたい箇所にカーソルを合わせて操作することで、移動とズームの手間が省け、効率が向上する。
    • 慣れるまで少し時間がかかる場合がある。

1.5. キーマップのカスタマイズ [51]

  1. Zキーのショートカットメニュー拡張 [52]
    • 「エクストラシェーディング」メニューの「アイテム」にチェックを入れることで、Zキーを押した際に表示されるメニューに「オーバーレイ切り替え」と「透過表示切り替え」が追加される。
    • オーバーレイ切り替え: 周囲の不要なオブジェクトを非表示にするなどの設定を素早く切り替えられる。
    • 透過表示切り替え: オブジェクトの透過表示を切り替えられる。
    • これらの切り替えは、マウスでメニューを開かなくてもZキーで素早く行えるため、作業効率が向上する。

1.6. システム設定の最適化 [63]

  1. アンドゥ(元に戻す)回数の増加 [63]
    • コントロールZで戻れる回数を増やす設定。デフォルトは30回だが、100回に増やすことが推奨される。
    • 回数を増やしすぎるとメモリを消費するため、PCのスペックに応じて調整する。
  2. 自動保存の設定 [68]
    • 自動保存の有効化: Blender作業中にクラッシュした場合でもデータを復元できるよう、自動保存は必ずチェックを入れて有効にしておく。
    • 保存間隔の設定: 「タイマー」で自動保存の間隔を設定できる(デフォルトは2分)。必要に応じて間隔を調整する。
    • データの復元: 「ファイル」メニューの「復元」から自動保存されたデータを開くことで復元できる。

1.7. 設定の保存とデフォルトシーンのカスタマイズ [76]

  1. プリファレンスの保存 [76]
    • 変更したプリファレンス設定は、「3本線」メニューから「プリファレンスを保存」を選択して保存しておく。
  2. デフォルトのキューブ削除とスタートアップファイルの保存 [81]
    • 新規ファイルを開くたびに表示されるデフォルトのキューブを削除し、毎回同じ設定でBlenderを開けるように「デフォルトのスタートアップファイル」を保存する。
    • 具体的には、不要なオブジェクトを削除し、希望する初期状態(レンダーエンジン、解像度、出力場所など)を設定した上で、「ファイル」メニューの「デフォルト」から「スタートアップファイルを保存」を選択する。
    • これにより、毎回同じ設定を行う手間が省け、作業効率が大幅に向上する。