【鼻血を出しながら米金利を徹底解説!】9月FOMCの結果をレビュー
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Q: 9月のFOMCの結果はどうだったのですか?
Q: FOMCの結果とパウエル議長の会見に対し、市場はどのように反応しましたか?
9月FOMCでは0.25%の利上げが決定され、FRBのドットプロットでは来年の利下げシナリオが消滅し、中立金利も上昇しました。これにより、5%の長期金利が「異常」から「普通」へと格下げされたという、市場の認識変化を詳細に解説しています。
1. 9月FOMCの結果:利上げと市場の見立て
1.1. FOMCの主要な見立てと結果
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利上げそのもの
- クマさんの見立ては0.25%の利上げであり、ドキドキ度は5段階中1であった 。
- 結果は0.25%の利上げで、政策金利は3.75%から4%になった 。
- 7月の会議では利上げに3人が反対したが、今回は12人全員が賛成した 。
- 経済は健全に拡大し、インフレは高止まりしているため、FRBは物価の安定を実現すると述べた 。
- 利上げそのものは予想通りであり、ニュースではなかった 。
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ドットプロット
- ドットプロットとは、FRB関係者が将来の金利見通しを示すスコア表である 。
- クマさんの見立ては、市場が織り込む4回の利上げまではいかないが、スコアは市場に左右されるというもので、ドキドキ度は4であった 。
- 6月のスコアでは来年の利下げが予想されていたが、今回のスコアでは来年末も4.1%と維持の見通しとなり、利下げシナリオが消滅した 。
- 経済見通しは全て強い方向に改善し、成長率、雇用率、物価(CPI)が上昇したため、利下げの理由がなくなった 。
- 判定は「当たり」であったが、6月に言及された「今年はこれで打ち止め」という見通しは消えた 。
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中立金利(長期金利)
- 中立金利とは、景気を過熱も冷え込みもさせない「ちょうど良い金利」を指す 。
- クマさんの見立ては、3.1%から3.25%に小さく動くというもので、ドキドキ度は5であった 。
- 結果として、長期金利のスコアは6月の3.1%から3.2%に上昇し、クマさんの見立てとほぼ一致した 。
- 中立金利が上がると、現在の政策金利4%が以前ほど引き締め的ではなくなるため、利下げの理由が薄れる 。
- これは「来年下げる」という見立てが消えたことと同じ意味であり、5%の長期金利が「異常」から「普通」に格下げされたことを意味する 。
1.2. 記者会見と市場の反応
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パウエル議長の発言と市場の動き
- クマさんの見立ては、パウエル議長は次の利上げについて言及しないというもので、ドキドキ度は3であった 。
- 発表直後の市場はほとんど動かなかったが、3時半からのパウエル議長の記者会見で市場が大きく動いた 。
- パウエル議長は「インフレは長く高すぎた」「今の金融環境が引き締め的だとは言い難い」「3%を超えて上がっている品目が多すぎる」と発言し、次の利上げを予告したわけではないが、まだ足りないと聞こえる言い方であった 。
- 会見中、米国の2年物国債金利は4.74%に、10年物国債金利は5.02%に上昇した 。
- ドルは0.7%上昇し、S&P500は0.3%のプラスから0.7%のマイナスに転じた 。
- 12月までの追加利上げの織り込みは、会議前の0.26%から0.36%に増加し、市場はFRBのスコア(あと1回)よりも強気(あと1回半)であった 。
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判定と結論
- 記者会見の判定は「外れ」であった 。
- 議長が次を言わなかった点は当たったが、静かな会見で市場が動かないと見た点が外れた 。
- 議長はよく話し、市場は会見で動いたため、利上げは3時に決まったが、市場が本気にしたのは3時半であった 。
2. FOMC結果の総括と今後の見通し
今回のFOMCでは、利上げとドットプロット、中立金利の見立ては当たったが、記者会見の見立ては外れた。
2.1. FOMC結果のまとめ
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見立ての総合評価
- 利上げ、ドットプロット、中立金利の見立ては「当たり」であった 。
- 記者会見の見立ては「外れ」であった 。
- 全体として、クマさんの見立ては3勝1敗であった 。
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金利の方向性
- 「どこまで上げるか」「どこが普通か」が決まる夜となり、その通りになった 。
- 利上げは「あと1回」であり、普通の金利は「3.2%」であると結論付けられた 。
2.2. 長期金利の認識変化と市場への影響
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「普通の金利」の上昇
- 今回決まったのは4%という数字ではなく、「普通の金利が上がったこと」である 。
- 以前は「異常」とされていた5%の長期金利が、「普通」に格下げされた 。
- 「格下げ」とは、いつか戻ると思っていたものが、これが普通になってきたことを意味する 。
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市場への影響
- アメリカの住宅ローン金利はすでに7%近くに達している 。
- 株を保有する投資家は、5%の国債と比較される状況がしばらく続くことになる 。
- これは見立てではなく、すでに事実になりつつある状況である 。
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