00:00今回は粉飾決算で上場廃止になった企業を紹介していきます
00:02日本には1,800万の会社があって、そのうち4社が上場しています
00:07なので、上場企業は決算を公開しなきゃいけないんですが、これに嘘があるとニュースになったりします
00:15東芝の時なんかは凄かったですね
00:19東芝は上場し続けたが、粉飾で書類を出せなくなって上場廃止になる企業もある
00:22決算を出せないのに上場し続けるのも変な話です
00:24どんな企業があったのかは気になるわね
00:30では、早速始めましょう
00:38では、1社目
00:41ちなみに今回は、最近上場廃止になった企業で固めている1社目です
00:45どんな企業なのかしら
00:49ソルガムジャパンホールディングスという企業だな
00:53何か植物のマークの企業なのね
00:57ソル ガムジャパンの上場廃止は、2018年の9月3日です
01:023年前には株価が800円の時期もあったみたいだな
01:06ちなみに、ここは何の企業なのか知らないです
01:12事業は3つあって、まず半導体の検査ソフトウェアとレストランやウェディングの事業があります
01:14ななか全然違う事業ね
01:19これ、ちなみにロゴの植物はどこ行ったのか
01:23それはもう一つの事業だな
01:27海外でスーパソルガムという植物の種を販売してたりしてたんだ
01:31めっちゃ背の高い植物だね
01:34そもそもスーパソルガムって、まずソルガムは別名も呼ばれ、コショウのような名前の通り、同じイカのトウモロコシと似た植物だ
01:39じゃあ、スーパソルガムはソルガムがスーパになったやつか、うむ
01:45後輩を繰り返して成長が早くなり、干ばつや雨... に 強くなったスーパールガムだ
01:48ふむふむで、ソルガムジャパンは、そのスーパースルガムを使って何をしようとしていたのだろう
01:54まずは当然、穀物や食品としての利用
01:57そして、発電にも使おうとしたようだ
02:03え、バイオマス発電か
02:08確かに東毛ロコシとかサトウキビを使うみたいだし、ソルガムでもできるのか
02:10その当時のインタビューによると、スーパースルガムは東毛ロコシの3倍の糖分を茎に含むそうだ
02:14そして80日くらいで5メートルに成長する
02:19何それ、理想のバイオマスじゃないか
02:22これは期待できそうな事業だね
02:28そう、それとインドネシアでハラールの認証を申請
02:32認証後にスーパースルガム島駅の販売合意の適時開示も出した
02:37食料としても使える
02:41 よくどんどん進めていたんだな、ふむふむ
02:46ここまで未来ある企業って感じだけど、そんなソルガムジャパンが有名になったのが、実はこの画像です
02:50サイトに公開されていたもので、普通の写真に見えるけど、これはどうしたのかなと
02:55いったん、一部融資により合成画像であることが判明したんです
02:57それは、そしてソルガムジャパンも速攻で、申し訳ないのですが、プレスリリースを発表しました
03:01判断が早いです
03:04そして、その1ヶ月後、別の申し訳ないの適時開示を発表しました
03:08さきのハラールの開示が間違っていたという内容です
03:14あらら、確かにインドネシアでハラール申請が通ったら、当駅を販売できるように合意した、というやつですね
03:19当社はハラール認証の登録申請を行った事実はなく、ハラール認証も... 取締役がインドネシアにおいて当駅の販売を開始する旨の合意をした事実はありませんでした
03:25つまり、何もかも嘘だったということです
03:29天才かと言われるこれがソルガムジャパンの売上と利益だな
03:33上場廃止前の9年間のもので、売上は27億円で赤字は30億円出しています
03:38大丈夫なのか、これ
03:42大丈夫ではなかったらしく、半導体の事業を別の企業に売却したようです
03:47半導体は黒字だったみたいですが、海外展開していたスーパースルガムにかけたわけですね
03:51そして、さきのハラール騒ぎから3年後の2018年、監査委員会から粉飾決算の疑いで強制調査が入りました
03:54そこでは粉飾決算が出てくるのか、これが捜査が入って告発された当時の記事になります
03:58 飾があったようだ
04:02キャッシュフローといえば、CSに書いてあるわよね
04:06お金の出入りを記録した通帳みたいな表だと思う
04:10本業でのお金の動きである、営業キャッシュフローや固定資産や他社株への投資キャッシュフロー、お金の貸し借りなどの財務キャッシュフローからなる
04:14ちなみに今回はどれに不正があったのか
04:18本業での稼ぎである営業キャッシュフローのところだな
04:21ふむふむ
04:23記録にはこの年の営業キャッシュフローがプラス1億なって書いてあるけど、なんでこんなことしたのかしら
04:24ソルガムジャパンが上場してた
04:26ジャスダックは5年連続営業キャッシュフローがマイナスだと、上場廃止になるようだ
04:32ちょうどその5年目だった
04:38 たんだなじゃあ、上場廃止になりたくなくて粉飾した感じ、かもしれませんね
04:43さて、せっかく決算のチャンネルなので、その時の決算を読んでみよう
04:46ここが当時の営業キャッシュフローの説明だな
04:51ここからは私の推測も混ざるかもしれないから、注意してくれ
04:56営業キャッシュフローは増加しました
05:01主な原因は、前受金の増加額9.2億円と、貸倒引当金の3.5億円、仕入れ債務の増加1.7億円によるものです
05:07これが当時のCS(キャッシュ・フロー計算書)だけど、確かに全部増えていますね
05:09今今回は、その中でも額が大きかった貸倒引当金と前受金について見ていこう
05:16両方ともBS、つまり貸借対照表に書いてあります
05:23BSは、その会社がどんな資産をどれだけ持っているかを示すものです
05:26 借りてる分が負債残りの自分の資産が純資産だぜ
05:30さあ、まずは貸し倒れ引当金から見ていこう
05:33レーンだったのがマイナス3.7億円になった
05:37そもそも貸し倒れ引当金って何だったっけ?じゃあ、簡単に見ていこうか
05:42総資産が5000万円の人がいる人にお金を貸すようだ
05:47右の人が今回ソルガムジャパンに当たるかしら?そして左の人に1000万円化したようだ
05:52ふむふむ、じゃあ、右の人の現金は4000万円に減るわね
05:55その通りでも、右の人の総資産は減らない
05:59貸付金が1000万円計上されるからだ
06:03えっと、どうせ1000万円返ってくるから、自分の資産は5000万円で変わらないわけか
06:07しかし、問題が起きた
06:12借金した人がお金を返せなくなった
06:16 こちらは粉飾決算を行った企業の例を解説している内容です
06:19右の人、お金が返ってこないじゃないか
06:25貸付金が返ってこないなら、総資産も減りそうだけど、実はその通り、総資産は4000万円になる、それで返ってこなくなる予定の額をマイナスで計上するんだ
06:31これが貸し倒れ引当金だぜ
06:33ふむふむ、でもなんで貸し倒れ引当金が増えたのかしら
06:37実は貸し倒れ引当金が増えると、営業キャッシュフローのプラスに計上するんだ
06:39これを粉飾して、営業キャッシュフローを増やしたんだろう、天才か
06:43そして、もっとすごいのが前受金のところだ
06:479億増えてる
06:52前受金って先払いで受け取ったお金だよね
06:57これを増やしてどうしたのかしら
07:03ちなみに、これが決算のスーパーローガムの業の説明だ
07:05元の当社への納品が遅れたこと... もともと研修場所であるメキシコとタイではなく、オーストラリアやベトナムで研修作業を実施したため、それぞれの国に到着した時点で売り上げを計上することにしています
07:11えっと、メキシコとタイに納品したかったのに、別の国で何か作業したことしかわからなかったんだけど、じゃあこれについても見ていこう
07:13まずは商品をお客様に送ることにします
07:18お客様がメキシコとタイにいるわけだ
07:23商品はまだ届いていないみたいだけど、普通お客様は先にお金を払うわよね
07:26そうして、このお金が前受金だ
07:31まだ商品届いてないからね
07:39そしてお客様に商品が届いたわね
07:41ここで内容を確認する研修作業をやるのか
07:47そう、研修が終われば、お客様… さんは欲しいものを受け取ったし、売った会社はちゃんとお金を受け取ったことになる
07:52ここで初めて売上となるんだぜ
07:54そして、今回のケースだが、別の国で研修はしたが、メキシコやタイで受け取りはしていないことになっている
07:59ふむふむ、じゃあ、この時点で受け取っているはずのお金は何になるだろうか
08:01まだお客さんが商品を受け取っていないから前受金になるのか
08:06そうこれも想像に過ぎないが、おそらく翌年の案件を強引にこの都市で研修して前受金を作り出したんだろう
08:11ふむふむ
08:15一応、本業のスーパーマーケットが無関係でお金は受け取っているわけだから、営業キャッシュフローにプラスで計上できるわけか
08:19そうやって前受金を作り出して、貸し倒れ引き... 当て金と合わせて、営業キャッシュフローをプラスにして上場廃止を回避したんだろうな
08:22天才か
08:26でも、これがバレて、結局上場廃止になってしまった
08:29これがソルガムジャパンの粉飾決算だ
08:331社目から良かったね
08:39では、2社目に映っていこう
08:43グローバルアジアホールディングスという会社だ
08:47上場廃止は2015年の9月12日だ
08:52これがグローバルアジアの株価みたいだけど、ずっと40円くらいをさまよってたのか、その値段でずっと放置されているわけだ
08:56だから、市場からの評価はチャート上の2013年にはすでに低かったようだ
09:00ふむふむ、ちなみに、グローバルアジアは何の会社なのかしら
09:05 この会社は繊維のメーカーとして出発した会社だな
09:09 創立は1929年だから戦前からある会社だ
09:14思ったより歴史のある会社なのか
09:18日本の昔のメーカーは戦意の企業を襲うね
09:22ちなみに、上場廃止直前の事業はレストランとウェブマーケティングの2つだ
09:27えっと、なにこれ全然違うじゃない
09:31うむ
09:35グローバルアジアの特徴は、いろんな事業を始めては撤退することを繰り返していたことだな
09:40 本業の14儀がうまくいかなくなって次の事業を探し続けていたのかもしれない
09:44オレンジが事業進出で青色が撤退だが、資源開発、スーパーマーケット、飲食店、LED照明販売、デジタルメディア事業など、多彩な事業を展開していた
09:48 そして、社名も変わりまくっている
09:532000年にIB大和に変更し、2015年の上場廃止まで続いた
09:57 で、二回、名前が変わっているな
10:01なんか40円で放置される理由もわかる気がするわ
10:06とにかく、市場の評価が低かったようで、2005年には社長交代と社長交代の発表を同日にはこなしている伝説を残している
10:10何がし たかったんだ
10:14事業の方に話を戻すと、資源開発の事業が特に大荒れだったようだぜ
10:192005年に進出して、2012年に撤退
10:23うまくいかなかったのね
10:27ちなみに、この事業では天然ガスを掘り出すための投資をしていたらしい
10:32IRでニュースを連発して、連日株価が動きまくったようだ
10:362か月で27円の株価が、300円近くまで行ったみたいもので、すごい上がり方だね
10:41そして、2012年に撤退したときのIRがこれだ
10:45当社は76億4千万円の費 用資源開発投資事業に投入しましたが、今回の事業の廃止を持ちまして、事業リソースのすべてを失うこととなりました
10:49もう清々しいわね
10:54この全てを失ったIRは、当時非常に話題になったようです
10:58そして、謎のIRはこれでは終わらない、今回は2014年の適時開示だなにか報告書に不備があって、それを報告するIRみたいです
11:02ちなみにこれは、社内に財務諸表を作成できる人がいなかったので、正しい開示を作れませんでしたという内容だな
11:07天才か
11:11これは先きの開示から3週間後の適時開示だ
11:15不思議なことが書いてある
11:20当社において、新株予約券の講師で2億円が払い込まれました
11:24 実が判明いたしました
11:28どうなってるのよ
11:33これ
11:37株主めっちゃ怒ってるんじゃないの
11:41株主総会とかどうなるのよ
11:46ちなみに、一か月後の臨時株主総会で何があったかわからないが、社名がグローバルアジアホールディングスに変わった
11:50これは半年後の臨時株主総会の資料だ
11:55議案の確定が遅れていることから、当該臨時株主総会の開催を中止することとした
12:01やってんなんーで
12:06その二か月後の提示株主総会は開催されたようで、建設業、宿泊施設業、製造販売量、採石業、ITコンサル業、労働者派遣紹介事業が追加入された
12:09やってんなんー
12:13そして、8月7日には許可なく有価証券を募集したとして、財務局から警告書をもらっている
12:14 会社伝説では、その4日後に東京証券取引所から上場廃止を言い渡され、グローバルアジアは株式市場から姿を消したんだな
12:20すごい会社だったわね
12:25ちなみに、この会社はどんな粉飾決算をしたのかしら
12:31債務超過を隠していたようだな
12:38上場廃止の半年前くらいからニュースが出回っていたようだ
12:44えっと、債務超過ってOKじゃあ粉飾決算の内容を見ていこう
12:49債務超過だから粉飾があったのはBSだな
12:53ふむふむ、ここで架空の会社に出てきてもらおう
12:55総資産が10億円の会社だ
12:57BSだと、総資産から負債を引いた額が純資産で、これがその会社の本当の財産なのよね
12:59そして、債務超過というのは、総資産を負債が超える状態のことだ
13:01あ、11億円の… 借金している会社の資産が10億円になってるのか、その通りじゃあ、この会社の本当の財産は幾らだ
13:06総資産10億 minus負債11億だから、-1億円
13:13だから、純資産がマイナスだから、この状況が続くと上場廃止になるルールなんだぜ
13:15グローバル・アジアも上場廃止を回避しようとして粉飾決算をしたのね
13:22では、ここで債務超過を回避する方法を考えていこう
13:30粉飾で債務超過じゃなく見せるにはどうすればいいと思う
13:37そりゃ夫婦を減らせばいいわよね
13:42そしたら純資産が生まれるわけだし
13:47そういうわけで、この場合負債を9億に偽装したところ、1億円の純資産が生まれて債務超過は回避された
13:50そうよね
13:53そして、もう一つ粉飾には方法がある
13:56総資産を 増やす方法だ
13:59総資産を10億から12億に偽装したと
14:02そう、この方法でも純資産は12億マイナス11億で1億だから、純資産はプラスになった
14:07グローバルアジアがやったのは、こっちの粉飾だな
14:12じゃあBSの資産の部分を見れば、不自然に増えてるところがありそうね
14:17これがグローバルアジアのBSの一部になる
14:22資産が不自然に増えてるところはどこだろうか
14:25>>音楽<<この中ほとんど全てじゃないそう
14:28架空の営業保証金とかを積んで、資産を大きく見せたんだな
14:30天才か
14:33そして、純資産の部分を見ていこう
14:38粉飾の成果が現れている
14:41純資産が5億円になった
14:45これで債務超過は回避されたのか
14:49そう
14:54そして、これがバレたのもあって、グローカルアジアの粉飾が明るみに出た
14:57 バルアジアは上場廃止となり、元経営陣も逮捕された世間を騒がせた企業だったな
15:02[音楽]では次の企業だ
15:07こんな企業がまだあるのか
15:12次の企業はグレイ ステクノロジーだ
15:15上場廃止は2022年の2月28日だな
15:20これは何の会社なのか知ら、マニュアルソリューションカンパニーって書いてあるけど、霊夢の言う通り、グレイ ステクノロジーはマニュアル作成の会社だ
15:24工場とかのマニュアルを代行して作るんだ
15:28ふむふむ、工場の作業だったら個人の技量とかありそうだけど、外注して作ることもあるのね
15:33メガネを使ってマニュアルを表示するようなこともやってたりするらしいな
15:37パソコンのレノボと組んで仕事してるみたいだし、大企業とも
15:41 つながりがあったのか、CMも大々的に売っていて、そこそこ知名度もあった会社だったようだ
15:46こんな会社が粉飾決算するんだから、世間は驚いたでしょうね
15:50まあ、この会社の粉飾は格が違うんだがな
15:54ええじゃあ、この企業の場合、PLを見ていこう
15:59PLは会社がいくら稼いで、そのお金をどう使ったかだよね
16:03売り上げるのにかかった費用や、その残った営業利益が会社に入ってくるんだったな
16:07そして、これがグレイステクノロジーのPLだ
16:12売上27億で、営業利益率が43%となっている
16:16えー、利益率も非常に高くない?40%ってほとんど見ないわ
16:20特にこの会社の特徴は原価の低さだな
16:25 manualを作るための費用やmanual... アメリカを作る人の人件費が含まれているふむふむよっぽど高く売ってたのね
16:29マニュアルってすごく大事でしょうし、お金を払う価値があったのか
16:33ちなみに、原価の大部分は外注費だったようだ
16:37案件を取ってきて、害虫で書いてもらう方式だな
16:42ふむふむで、これがグレイステクノロジーの業績の推移になる
16:46めちゃくちゃ上がっているのがわかるだろうか
16:50毎年30%以上売上増えてるわね
16:55マニュアルでこれだけ売れるのはすごいわ
16:59売上の伸びも営業利益率も、投資家としては非常に魅力的だな
17:03さて、これがグレイステクノロジーの株価の推移になる
17:08上場は2016年末だったようだ
17:12これ、今までの会社と明らかに違うわよね、と言うと、上場廃止の1年前の時点
17:16 株価は約4,000円くらいあります
17:21他の株は数百円とか数十円でした
17:25そう市場の評価がすでに低かった
17:29これまでの2社に対して、グレイステクノロジーは直前まで評価されてたんだ
17:34さっそくそんなグレイステクノロジーに変化が訪れたのがこのポイントだ
17:38ここから暴落が始まったみたいだけど、一体何があったのか
17:42当時会長だった創業者が急性心房細動で亡くなった
17:47ここで一気に暴落したようだ
17:51ずっと成長を引っ張ってきた人がいなくなって、株が売られちゃったのか
17:55まだこの時点では粉飾決算は発覚してないのね
18:00そして、その先は株価が下がる一方だ
18:04今出ているのが会長の死亡以降の株価だな
18:08これ・なかなか厳しいわね
18:13そして次の決算がここ
18:17 こだし成長率が悪くなって株が一気に売られてしまった
18:21会長がいなくなった途端、成長が終わってしまったのか
18:26ちなみに、この時点で決算はもう粉飾だったのよね
18:30その通り、粉飾は上場直後くらいから行われていたようだ
18:34そんなに昔からやってたのか
18:38厄介な話になるわね
18:43そして、これが当時のウピー主の株の取引履歴の一部だ
18:47グレイステクノロジー持ってるじゃない
18:51当時、粉飾に気付かなかったの
18:56>>決まったく気がついた
19:00弁明をどうぞ
19:04>>では、これを見てください
19:09当時のPLです
19:13何か気づきませんか
19:17なんか決算半分なくない?普通に年度分乗ってるのに、1年分しかないんだけど
19:22プレステクノロジーは取得した子会社を含めた連結決算をこの年 から提出しました
19:26開示しました
19:30買収で前年と業績が違いすぎるから、前年の分を見せていないと、前年との比較ができないと決算から得る情報は一気に減ります
19:35まあ、パッと見た程度じゃ絶対わからない粉飾だったわけだな
19:39当時、たくさんの人が騙されていた訳だから、手口が巧妙だったのか
19:43急落後の短期投資ですし、マニュアル作成でこの業績はすごいなぐらいにしか思ってませんでしたね
19:48そして、その4ヶ月後の11月9日、不正会計が発覚し、そこから上場廃止まで一気に追い込まれたのか
19:52粉飾決算はどういう内容だったのか、例えばグレイステクノロジーの粉飾を見ていこう
19:56粉飾が大きかったのは主にPLのところだ
20:01ふむふむ、まず収入の流れを
20:05 考えていくマニュアルをいくつで売るかを合意する
20:09それならいくらか決まらないと仕事を受けるかも決められないし、当然よね
20:14 それに対して費用をかけてマニュアルを作成する
20:18こことは外注費が多かったのよね
20:22残った額が利益として会社に入ってくるんだな
20:26 えっと、ここまで普通なんだけど、むしろ、グレイステクノロジーにはもう一つ方法が存在する
20:31 それに、他に何かある? さっきは合意したところから始まったけど、 まず売り上げが振り込まれます
20:35 何だと? 合意してないのに、引き合いだけで売上になったものもあれば、何もなくても売り上げが生まれることもあったようだ
20:39 お客さんじゃないなら、これ、誰のお金なのよ
20:44会長のお金が多かったようだ
20:48 で、だ
20:52 いったい利益がどのくらいになるか決まっているので、[音楽]怪しまれないように外注費を架空請求します
20:57これで業績にしていたようだ
21:01天才か
21:05ちなみにこの架空売上は年々多くなっていたようで、2021年は売上の半分が架空のものでだった
21:10やってんなー
21:14これだけ業績盛られてても気づかないものなんだな
21:18ちなみに魔理沙ひとつ気になることがあるんだけど、どうしたんだ
21:23最初に会長が振り込んでたお金ってどこから出てきたの?創業者とは言え、何十億も振り込むのは大変だと思うんだけど、OKじゃあこちらを見てくれ
21:27粉飾決算込みの業績の推移だ
21:31毎年売上は30%くらい伸びてて、利益率は20%くらいはあったのか
21:36すごい、伸びてね
21:40 なるほど、投資銀行や投資家がたくさん投資をするラインと言われている
21:44へーじゃあ株も結構買われていたわけか
21:49その通り、投資家とやり取りをたくさんしていたようで、期待される業績に合わせて粉飾をしていたんだな
21:53だから、あんなに株価が伸びていたのか
21:57多い時には時価総額が1,000億超えていたらしいわ
22:02さて、ここで見てほしいのは株価が上がっていた期間の会長と会長の資産運用会社の持ち株比率だ
22:06めっちゃ下がってるじゃないか
22:10株を売りまくっていたのか
22:14うむ、50%から10%くらいに減っているな
22:19もしかして、各売上のお金、こことから出てたのか
22:23調査報告書ではそう言われているな
22:27ちなみに、当時のプレスリリースでは 株を売った理由についていろんな人に「株を買って欲しいから」と書いてあったやってんーという感じで、グレイステクノロジーの粉飾決算は、まとめるとこんな感じだ
22:32まずは架空売上があるみたいね、で、架空売上があるわけだから当然業績は上昇する、ふむふむ
22:36これも当然で、そのおかげで株が上がるわけだ
22:40たくさん株を持っている会長の資産も一気に増える
22:45そこで株主を増やすと称して、株を売却してお金を手に入れると、その通り手に入れたお金を次の各売上の資金にするんだ
22:49これがグレイステクノロジーの粉飾決算のサイクルだぜ
22:53天才か、そしておそらく粉飾を主導してた人が亡くなって、粉飾決算がバレることになったんだろうな
22:58なんか壮絶な会… 社だったわ
23:02それでは、最後の一社に移ろう
23:07ナッツという会社だ
23:11これは何の会社なのか、いろいろだ
23:16いろいろ
23:20ナッツの設立は1977年、燕尾製品を売る三鷹産業という名前で設立された
23:25ふむふむ
23:30当時は全然違う名前だった
23:34わかる
23:38そして、10年後にはレンタルビデオの事業を開始、トイトルビーというゲーム販売店も展開していた
23:431990年代はゲーム販売店の勢いがすごくて、トイトルビーも150店舗あったらしい
23:47さらに、ゲーム販売店は2000年代から低迷し、ナッツは新しくパチンコやキャラクターの事業を始めたんだ
23:49パチンコも当時調子良くない業界ですね
23:55そして、2016年には医療事業を開始したようだ
24:00確かに、この時に ナッツという名前になったようだ
24:05ふむふむ、業態を変えたし、心機一転って感じかな
24:10ちなみにこの会社はたくさん心機一転していたようで、名前がめっちゃ変わってるな
24:15なんか見覚えがあるわね
24:19この展開、まぁ業態を変える以外は仕方ない面もあるので、これがナッツの株価の推移になる
24:25ここは株価が100円くらいで推移していたようだなってことは、上場廃止の前から評価は低い会社だったわけね
24:28うむ、そうしてその評価の原因となったのがこれだ
24:34上場廃止前10年間の売上げと利益の推移となる
24:40売上の減り方がすごいわね
24:44最後の方なんて1億くらいになっちゃったのか
24:48特に最後の方は、売上1億に対して赤字が10億円ほど出ていたようだ
24:53売上の
24:57 倍赤字出てるじゃない、何やったらこんなことになるの?うむ、ということでナッツの上場廃止前に、去年のPLを見ていこう
25:01学が多かったところだ
25:06えっと、先に言った通り、売り上げは1億円くらいになるわけね
25:11ここから費用が11億かかった計算になるけど、まあ特に大きいのは海外費だな
25:1713,700万円かかっていたようだ
25:21もうこの時点で、売上より多いんだけど、そしてさらに多いのが役員報酬2億円
25:25オーバーだ
25:30めちゃくちゃお金使ってるじゃない
25:34これが決算として普通に出てたの、すごいわね
25:39ちなみにナッツシャインが6人だったようだ
25:44単純計算で1人当たり2,000万円の海外費を使っていたようだぜ、ねえ魔理沙
25:49私、この会社で働きたいん
25:52 だけど、[音楽]、奇遇だな
25:55私もだ
25:58さて、話は変わって、こちらは、ナッツの発行済み株式数の推移だ
26:032016年からめっちゃ株が増えてるけど、株を擦りまくったってこと、その通り、株を吸って買ってもらうことでお金を調達していたようだ
26:072016年にはトップボーイを売却してたみたいだし、ほとんど売り上げがなかった頃ね
26:12この時点ですでに債務超過とのせめぎ合いだったようで、苦しそうだ
26:14だが、マリサ、一ついいかしら
26:19どうしたのか、2016年以降、株が増えてたじゃない
26:25株の数が増えると、普通株価は下がるわよね
26:27その通り、会社の価値を表す時価総額は、株価×株数で計算できる
26:33会社の価値が変わらないなら、当然株数が増え… 株価が落ちる
26:38でも、ナッツの場合は、この辺りから株価が上がっているのよ
26:40売上はこれ以降減っていたのに、そんなことある? そして、それ以降も少しずつ株価が跳ねているタイミングがあるのよ
26:44決算や事業のIRニュースでの株価釣り上げが多かったようだ
26:49では、見ていこう
26:52一周回ってワクワクしてきたぞ
26:56まず最初の方の適時では、新しい事業を始めるというものが多かったな
26:59中国のECサービスか、AmazonやAlibabaみたいので、日本の製品を中国に売る支援をするわけね
27:04そうそう、そして本業の方も発表があって、コンテンツの商標権の管理やプロモーションの代理をやってお金をもらう契約で合意したようだな
27:09キャラクターの事業をや つてたナッツなら得意なサービスな気がするわね
27:14ちなみにこれに関しては1ヶ月後にももう一つ開示があった
27:18お知らせの一部訂正について、内容として業務の契約を締結した旨をお知らせしておりましたが、当該契約を締結しておりませんでしたので、訂正しお詫びいたします
27:23つまり、全部嘘だったわけだな
27:28何かすごく既視感があるんだけどさ
27:32さて次に来たのは医療事業の話だ
27:37コロンビア大学と契約して医療サービスを提供するサービスを開始した
27:41最後は医療事業だったみたいだし、この事業のことね
27:46そう、この事業を始めたことで一気に黒字になる業績予想を発表した
27:49これ relies頼もしい
27:54街に完全黒字化がやってきたか、この事業は決算機終わ
27:57 りの3月にオープンして、人を集める予定だったんだが、この直前にある事件が発生
28:01なんか嫌な予感がするんだけど、この事業の場所が不法侵入にあったようだ
28:05安全性のため、延期、黒字化の予定はなくなったまた嘘になったのか、この事件は本当になったわけで、報告書では嘘の疑いがあるが、証拠が揃わないため、何とも言えないという結論だな
28:09やっぱり怪しい匂いがするわね
28:13ちなみにTwitterでは、不正侵入した本人とされるツイートも見つかっている
28:18以下原文ままです
28:227612ナッツ、3月末に、マルムスが会員とのことで、工事が間に合うか微妙との噂もあり、株主として検証のため視察に行ってきました
28:26役所の方法学から来ま... したと言ったら中も見せてもらえました
28:31あと1週間で仕上がるのかというのが正直な感想です
28:35現場からは以上です
28:39これ本当なのかざわざわ検索かかるようにナッツの名前も侵入の手口も言うかもしら
28:44アカウントは残っていないみたいだし、そこも含めて証拠が出なかったんだろうな
28:49そんなナッツのIRゲーはまだまだ止まらない
28:55今回のは、2020年年前頭、中国で新型コロナウイルスが出始めた時期になる
28:58これ、世界中で大騒ぎになったわよね
29:041月29日、ホームページ上に新型コロナウイルス対応の事業を開始することを発表した
29:08おお、もう何でもありな感じね
29:13ちなみに当時の株価がこれになる
29:17ナッツの株価は1日で35%上昇した
29:21この伸び方は すごい、このリリースを出したのがダイヤモンドプリンセス号で感染者が出る前後、日本中が治療薬を待ち望んでいた最高のタイミングだった
29:26天才か、ちなみに従業員6人のナッツにコロナ役の開発なんてできるの?新薬開発って人もお金もかかるじゃない
29:30債務超過ならお金もなさそうだけど、まあ当然それを疑う人はいたようで、インターネットの融資によって調査がされ、ふむふむ、調査の結果、業務提携先の会社の住所は本社の隣の民家だったみたいだ
29:35ここで新型コロナウイルスの薬を作るんか、とその1ヶ月後にやっとナッツの終わりが来る
29:37監査委員会から虚偽の情報開示の疑いで強制捜査が入った
29:43それはそうだ、ちなみに調査中の衝撃の
29:45 IR開示がこれだ
29:53現金残高は帳簿上は8億円となっておりましたが、実際には差異がありました
29:56これが粉飾の一つなわけで、実は現金いくら残ってたのか
30:02当社が保有する現金は50万円でした
30:08天才か、その後も監査費用が払えないなどの紆余曲折はあったが、どうにかして2020年9月にナッツは破産手続きを開始し、上場開始となった
30:12今回の会社は非常に強烈な会社だったね
30:18特に株をやる人は、こういうのに気をつけなきゃいけないぜ、というわけで、今回は終わりだ
30:24普通は、いろんな会社の決算を見ているから、もしよければ他の動画も見てってくれると嬉しいぜ
30:33ご視聴ありがとうございました
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