1. ComfyUIのモデルパス変更の概要と利点 [0]

ComfyUIでモデルのパスを変更すると、複数のComfyUIや他のUIを使用している場合でも、すべてのモデルを一箇所にまとめて整理し、ストレージを効率的に管理できる。

1.1. モデルパス変更の必要性 [1]

  1. モデルの重複によるストレージ消費 [4]
    1. ComfyUIを複数インストールすると、各インストールがモデルを複製するため、ストレージ容量を大量に消費する。例えば、1つのComfyUIが128GBを占める場合、もう1つ追加するとさらに128GBが必要となる。[4]
    2. モデルを削除して容量を減らしても、別のComfyUIで同じモデルを使用したい場合、再度ダウンロードまたはコピーが必要となるため、非効率である。[6]

1.2. モデルパス変更による解決策 [1]

  1. モデルの一元管理 [1]
    1. モデルパスを変更することで、すべてのモデルを1つの場所に集約し、複数のComfyUIインストールや他のインターフェースから共有して使用できる。[1]
    2. これにより、モデルの重複を避け、ハードドライブのスペースを節約できる。[7]

2. extra_model_paths.exampleファイルの編集と設定 [9]

2.1. extra_model_paths.exampleファイルの準備 [9]

  1. ファイルの特定と編集 [9]
    1. ComfyUIフォルダ内にあるextra_model_paths.exampleというファイルを見つける。[9]
    2. このファイルをメモ帳などのテキストエディタで開いて編集する。[11]
  2. ファイル名の変更 [13]
    1. 編集後、ファイル名の.exampleという拡張子を削除し、.yamlに変更して保存する。[13]
  3. ファイルの配置 [17]
    1. 編集したextra_model_paths.yamlファイルをComfyUIフォルダ内に配置する。[17]
    2. custom_nodesなどの他のフォルダが見える場所であれば、正しい位置に配置されていることを確認できる。[20]
    3. このファイルを追加することで、ComfyUIはデフォルト以外のパスにあるモデルを探すようになる。[22]

2.2. 別のComfyUIフォルダ内のモデルを使用する場合の設定 [23]

  1. モデルがあるComfyUIフォルダのパスの取得 [23]
    1. extra_model_paths.yamlファイルをメモ帳で開く。[23]
    2. ファイル内に「For ComfyUI」と表示されている箇所に、モデルが保存されているComfyUIフォルダのパスを記述する。[24]
    3. モデルがあるComfyUIフォルダに移動し、アドレスバーからそのパスをコピーする。[25]
  2. パスの貼り付けとファイルの保存 [26]
    1. 新しいComfyUIフォルダにダウンロードしたextra_model_paths.yamlファイルを開く。[26]
    2. メモ帳で、コピーしたパスを「base path」の後に貼り付ける。[27]
    3. 「base path」の後にはコロンとスペースが続く形式でパスを記述し、ファイルを保存する。[28]
  3. 設定の確認 [30]
    1. この設定により、新しいComfyUIフォルダにモデルがなくても、指定されたパスからモデルを読み込めるようになる。[30]
    2. 新しいComfyUIを起動すると、コマンドウィンドウに新しい検索パスが追加されたことが表示される。[33]
    3. ワークフロー内でモデルが利用可能になっていることを確認できる。[34]
    4. この方法で、複数のComfyUIインターフェースがあっても、モデルを1箇所に保持し、ハードドライブのスペースを節約できる。[35]

2.3. 新しいモデルフォルダの追加方法 [36]

  1. フォルダの追加とパスの指定 [36]
    1. extra_model_paths.yamlファイル内で、checkpointsのようにフォルダ名とパスをコロンで区切って記述する。[36]
    2. 例えば、LLMのような新しいフォルダを追加したい場合も、同じ形式でパスを指定することでComfyUIがそのフォルダ内のモデルを認識する。[38]

3. 他のUIやドライブ上のフォルダにあるモデルを使用する場合の設定 [41]

3.1. extra_model_paths.yamlファイルの準備 [41]

  1. ファイルのダウンロードと配置 [41]
    1. Google Driveから、他のUIやドライブ上のフォルダにあるモデル用のextra_model_paths.yamlファイルをダウンロードする。[42]
    2. このファイルをComfyUIフォルダ内に配置する。[44]
    3. 混乱を避けるため、ComfyUIフォルダ内にはこのファイルのみを置くことが推奨される。[45]
  2. モデルフォルダの準備 [46]
    1. モデルを格納するための空のフォルダ構造を含むZIPファイルをダウンロードし、任意のドライブ(例: Dドライブ)のルートに展開する。[46]
    2. 展開されたmodelsフォルダ内には、Loras、checkpoints、unetなどのサブフォルダが含まれる。[51]
    3. unetフォルダにはGGML形式のモデルを、checkpointsフォルダにはその他の形式のモデルを配置できる。[53]

3.2. extra_model_paths.yamlファイルの編集 [55]

  1. ベースパスの変更 [55]
    1. extra_model_paths.yamlファイルをメモ帳で開く。[55]
    2. ファイル内の「Other UI」の後に続く「base path」を、モデルフォルダを配置したドライブの文字(例: D、E、Fなど)に変更する。[56]
    3. 変更後、ファイルを保存する。[59]
  2. フォルダ構造の注意点 [60]
    1. モデルフォルダはドライブのルートに直接作成するのではなく、必ず別のフォルダ(例: D:\models)の中にサブフォルダとして作成する必要がある。[60]
    2. 例えば、D:\LorasやD:\checkpointsのように直接ルートに配置すると機能しない。D:\models\Lorasのように、modelsフォルダの中にサブフォルダとして配置する必要がある。[63]

3.3. モデルのテストと確認 [64]

  1. モデルの配置 [64]
    1. modelsフォルダ内の適切なサブフォルダ(例: unetフォルダにGGML形式のモデル、checkpointsフォルダにその他のモデル)にモデルをコピーまたはダウンロードして配置する。[65]
    2. 例として、Flux Dev Q8モデルをUNetフォルダに、Juggernaut Rebornモデルをcheckpointsフォルダに配置する。[67]
  2. ComfyUIでの確認 [71]
    1. ComfyUIを起動し、UNetローダーを追加して、追加したモデルが認識されているか確認する。[71]
    2. モデルが認識されない場合は、ComfyUIをリフレッシュするとリストに表示されるようになる。[78]
    3. LORAチェックポイントモデルを追加して、モデルがない場合に「undefined」と表示されることを確認し、モデルを追加後にリフレッシュすると表示されることを確認する。[73]
    4. これにより、異なるパスにあるモデルがComfyUIで正しく使用できることを確認できる。[80]